二人と別れて幸谷の車にのりこんだ私に幸谷がバツが悪そうにたずねた。 「よかったのか? 違うっていってよかったんだぞ…。 朝霧課長のこと好きだったんだろ??」 まさか私が悪魔の囁きにのってくるなんて思わなかったのか眉間に皺をよせて困惑していた。 「うん、だって…私の胃袋がっちりつかんだしね!!それに私の素直な気持ちだから…!! 朝霧課長と真澄さんのようにはなれないけど…似た者夫婦でいたいなーって思ったんだ……。 松葉杖がなくても私のそばにいてほしいって……。」