「久河さん…!!診察券…忘れましたよ!!」 病院から飛び出してきた看護師の扇さんに呼び止めらた。 「真澄〈マスミ〉………。」 驚いた顔で朝霧課長は扇さんの名前を呟いた。 「志陽〈ユキハル〉……。」 扇さんも驚いた表情のあと柔らかな笑顔で朝霧課長の名前をよんだ。 「あ……!!もしかして………!!」 二人から溢れる笑顔や雰囲気が似ていたのに…前に婚活開場から向かうタクシーのなかでみたあの光景が私の目の前にフラッシュバックした。