だから僕は、頑張って前を向いて歩く!!


だって…僕はもう1人じゃないから…!!


学校からの帰り道、僕はあの夕陽が見える丘に来た。

「雪菜ちゃん!!聞こえてる?僕は、頑張ってるよ☆…雪菜ちゃんのお陰だけどね…。本当にありがとう!!雪菜ちゃん!!大好きだよー!!」

空に向けて叫んだら、ザァッと風が吹き抜けた…!!

僕の声…届いてるよね?
雪菜ちゃん!!



        完