「あ…りがとう…本当にありがとう雪菜ちゃん!!!僕は、、雪菜ちゃんを忘れないよ…!!」

街に響くぐらいの声で僕は叫んだ!!

「ありがとう…!!私も忘れないわ…」

そう言うと雪菜ちゃんの身体は少しずつ透けてきた…。

「雪…菜ちゃーん!!」

雪菜ちゃんは涙を流す僕の頬に透けた手を軽く寄せた。

「男の子がいつまでも泣かないの!!…それに、私が見えなくなっても信は1人じゃないわ!!辛くなったら空を見なさい…いつも見守ってるわ…!!」

雪菜ちゃんの目から一粒の雫がこぼれ落ちた―…