【短】見えない君の愛コトバ

僕はすぐに聞き返した。

「それは…信を元気にするという事」

「えっ?」

僕は驚いて声が出なかった。
そんな僕を見ながら雪菜ちゃんは続けた。

「私は、ずっと病院にいたから信を前から知ってたのよ。私は、誰にも興味なんてなかったのに、、信だけが目に止まった。…それは、、信がいつも笑ってなかったから…!!」

笑って…なかった?
確かに…僕には笑顔なんてなかった。
楽しいこと何てなかったから…。