「お前に話したいことがあるから、ワシの部屋に来なさいッとのご伝言です。」 少し声を変えて話すこのメイドさん。 周りから見たら変な奴だ 「でわ!失礼します!」 元気な声で仕事に戻っていくメイドさん。 今度あったら名前聞こう。 私は、父上の部屋に行くまで考えた 王族なんかに生まれてこなければひっそりと暮らせたのかなッとか こんな力を持っていなければ、道具にされることなんて無かったのにッとか 考えれば色んな思いが押し寄せてくる。 でも、その全ての思いを振り切り、私は父上の部屋に入った。