何色にも染まらない真っ白な一面に、何の音も立てずに佇む一人の少年。 「あぁ、ワクワクしちゃう!君たちはどこまで来るのだろう?早く僕の元まで来て欲しいよ!」 一人少年は言う。 この広い世界の彼方の彼方まで見通して。 「さぁ、物語の鐘がなるっ!」