「ただいま~」
「あっ、お兄ちゃんお帰り!
どうだった?久しぶりの学校は」
「みんな普通に受け入れてくれたよ。
でも先生がオレをオバケだと思っててさ~」
「・・・そ、そうだったんだ。
お兄ちゃんが・・・オバッ、オバケ・・・」
おーい!
笑美さーん!
何笑ってんだよ。
実の兄貴が担任にオバケと間違われたんだぞ?
それを笑うなんて・・・
そんな冷たい妹に育てた覚えはない!
「・・・ごめんごめん。
そんなに怖い顔しないで?
それより・・・はい」
ん?
何だよ・・・
おぉー!
「どうしたんだ?これ」
「えへへ、退院祝い!
お兄ちゃんのためにね、わざわざお小遣いの半分を使い果たして買ったんだ♪」
オレの欲しかったトレーニングシューズ。
笑美・・・
さすがオレの自慢の妹!
「これ履いて、ゆっくりリハビリ頑張ってね!」
「ありがとな!」

