「いや、やけん俺に何も言わずに行動するってのはやっぱりおかしいやろ?」

言ってることがさっぱり分からない。

「堀井君は謎解き少女の助手になりたいってこと?」
愛佳ちゃんが訊いた。

「いや、なりたいっていうかもうすでに。」
彼は腰に手を当て自慢気に言う。

「自分は何もしとらんくせに。」
眠り姫がボソリと呟いた。

確かにそうだ(笑)