あの子の靴

美波は靴をずっと使っていた。

『最近この靴きつくなったなぁ』

しかし美波にこの靴を捨てる事は出来ない。
なぜなら美波にはこの靴に逆らうほどの力はないからだ。
靴を捨てればその分自分に返ってくる。
美波はこの靴を履くことしかできない。

「ミナミ、ボクハモウキツインダネ。デモムリダヨ。ミナミハボク ヲツカウコトシカデキナインダカラ。」