そう言うと有栖川は一呼吸おいて 「…コレを着たワカちゃんはきっと俺に答えをくれるはずだから。」 いつになく真剣にその衣装を見る有栖川。 私は黙ってその横顔を見つめた。 そして、微笑む有栖川に衣装を渡されて私は着替えた。