「…もう来ないで下さい。私はあなたが大嫌いなので。」






満面の営業スマイルでの宣言に店内は驚く。





クミのアキラとか言う兄も。






でもすぐにクスリと笑って




「…ワカちゃん、面白いね。個人的に興味湧いたからまた来るね~。」





お金を置くと手をヒラヒラと振ってお店を出て行った。






数分間、店内はシンと静まり返っていた。