中学恋愛白書

「悠お兄ちゃん、優しいね」


照れながらそう言うと、悠お兄ちゃんは
温かい声で答えてくれた


「はは、そうかな。有由、もう怖くない?」

「うん!」



少し、沈黙が走る


「じゃあさ、」

「ん?」



「おまじない、かけてあげようか?」


明らかに妖しい感じの声に変わった。


「なんの?」

「もうずっとお化けが怖くならないように!」

「ほんと?!」

当時、私は幼かったからそのおまじないを
よく信じていたし、別に不自然ではなかった。



「有由、ちょっと布団もぐって?」


布団にもぐっていたら、悠お兄ちゃんの
太ももらしき部分が薄暗い中、少しだけ見えた




「この飴舐めてみ?」




悠お兄ちゃんの手で私の頭を掴まれ、
おっきい口開けて、と言われたので
いつもより大きい口を開けてみたら
何かが口の中に入ってきた。



何か、硬い棒のようなもので皮膚のような感じだが
薄暗くて目の悪い私にはあまり見えていない



とりあえず、ずっと舐めていると
うっ、と うめき声のような声が
頭の上から聞こえた


口の中に広がる粘液が何なのかも分からないまま
悠お兄ちゃんの、もういいよという息の荒い声が
聞こえ、舐めるのを中断して元の位置に戻った。



「今のって何?」


不思議そうに首を傾げると、



「分かんなかった?」


と笑いながら言われて、
頭の中が?でいっぱいになっていると



いきなり悠お兄ちゃんが距離を詰めてきた




そして耳元で囁いた




「俺のだよ、俺の大事なとこ」



そう言われて顔が真っ赤になった


理解してしまったのだ。
幼いながら何をしたのかを。




「ゆ、悠お兄ちゃ、え?え?」

「有由はまだ分かんないか。フェラって言うんだよ」

「ふぇら?悠お兄ちゃんは気持ちいいの?」

「すっごくね。有由、上手だったよ」



からかいに似た笑みを浮かべた彼を見て
私は自分がしたことがとても恥ずかしくなった