思い出約束

「ねぇ、俊くんってさ…
どこの学校に転校したかわかる?」


「どこかしら?
先生なにも言ってなかったし。」


「そうだよね…。」



私は、いっつも臆病だ。


結論はわかってる。


俊くんの転校先は、先生に聞けばわかる事。


それなのに。いっつも、いっつも臆病な自分が邪魔して、一歩が踏み出せない。



ちゃんと、俊くんに


自分の気持ちを


伝えたかった。



誰かが言った言葉。。


思いが通じあえば、どんなに離れてても、大丈夫だって。



だから―だから


言いたい。



小さいころからの


気持ちを。