それからは、父さんと一緒に

家の片付けをして、外に食べに行った

「葉月、学校のことなんだが

 明日から行けそうか?」

学校......か

そーだよね、颯夜と過ごしていて忘れてた

行かなきゃ...

「葉月?大丈夫か?もし無理そうなら

 まだいいんだぞ?」

「ううん!大丈夫。明日から学校行くね」

父さんに心配は掛けられない。

大丈夫。秘密さえバレなければ大丈夫...

呪文のように唱えながら

自分に言い聞かせる