あの日の続きを

「京都...」

「そげなとこから来よったんけ!

 じゃあ、まだこの辺わからんじゃろ?

 俺が案内したる!」

それから颯夜にいろんなところに

つれていってもらった。

京都とは全然違う町

違う話し方、何もかもが新鮮で気づいたら

もう夕方だった。

「もう帰らんと父さんが心配する」

「だな、もー帰るか。

 葉月家までの帰りかたわかるんけ?」

「わからん。どーしよ...」

「なら俺ん家こや!母さんに頼んで

 探してもらえばええ」

「ありがとう」私は颯夜について颯夜の家に

行くことにした。