あの日の続きを

ー葉月sideー

「...ぅ...ん...ふぁ~」

けっこー寝とったなぁ。

あくびをしながら(気持ち良かったなー)

なんてことを思って起きた。

ふと横をみると男の子が立っていた。

年は私と同じくらいで

身長も変わらない。黒髪で

真っ黒な目をした男の子。

きれいな顔立ちをしていた

「あんた、誰?」

その子が話しかけてきた。

「私は、野上 葉月...あなたは?」

「俺は東城 颯夜(とうじょう そうや)

 この近くに住んどる。

 あんたこのへんのやつじゃなかろう、

 どっから来よった?」