「やっとついた。長かったね」

「そーだなー、京都からだと

 なかなか遠かったな」

私は今日から父さんと2人でここに住む。

「じゃあ、父さんはご近所さんに

 挨拶してくるからな、 

 葉月も暗くならんうちに帰ってこいよ」

「わかった。」

今日から私が住む町。

誰も私のことを知らない町。

ふらふら歩いていると

どこかの川のそばに来てた

ここどこだろう…、

完全に迷ったや。

でも、不思議と不安はなく

気持ちいい場所だった。

少し、寝ようかな...ー-ー