今、とても落ち込んでいるあたし…。
何故かと言うと大好きな先輩が引っ越しちゃったから…。
ここまでの話を<思い出>として残すために話そうと思う…。


〜先輩との出会い〜
「ヤッターーー!!!やっと入学だ…。今まで大変だったなぁ…。」
と思い返しているあたしは一ノ瀬莉緒(イチノセリオ)。
「それはリオだけでしょ。」と真顔で返してくるのはあたしの親友、茜嶺緒(アカネレオ)。
「え、ちょ、入学式なんだからさ!もってテンションあげようよ〜!」
レオは聞いてないかのようにスタスタと歩いていく。


と思っていたら、《あの人、イケメンだな!先輩っぽいな…話しかけに行こう》と思う人がいた。ようするにあたしは一目惚れしたということだ。
ここまでが先輩との出会いだ。
でも、レオに呼ばれたから行くしかないよね!後でも大丈夫…と思って、レオのところへ行ったが、クラスも名前も分からないではないか…。
なんとかなるだろ!とポジティブに行く。