君の温もりに触れたくて

「違うってさっきも言ったじゃん。」




翠はビシッと否定する。




「本当に違うのかはさて置き。翠ってあんなに美味しいお弁当も作れて女子力高めだし黙ってれば可愛いのになんで彼氏できないのかねぇ。」



あたしは疑問だった。
翠はクラスメイトの男子が可愛いとか美人とか言ってるのチラッと聞いたことあるし、実際告白の手伝いを男子から頼まれたこともある。



「別に好きじゃない奴と付き合うような女じゃないからわたし。」




「お、翠さん純粋な女ですね!」




「あんたには言われたくないね。ずっと有村先生一筋のあんただけには。」