君の温もりに触れたくて

そう叫んで手を上にして体を伸ばす。



ああー背伸び気持ちいい~!



そんな間抜けな考えはそのまま宙に浮いた感覚でかき消される。



ガっシャーン!!



「いったぁぁぁ!!!」



そう。あたしはイスごと後ろに倒れ込んだのだ。



「ちょっ、ひまなにしてんの!大丈夫!?」



翠が手を貸してくれようと手を伸ばした。
痛いお尻をさすりながらなんとか起き上がろうとすると力強い腕があたしの腕をつかむ。



「お前バカだろ。」


「し、白木、、、」


そのままそっと引っ張りあげられる。


やっぱり男の子なんだなぁ。女のあたしなんて簡単に引っ張れる。
ふと先程の白木の様子を思い出していると



「飯中に伸びるの行儀悪いだけじゃなくてそのままひっくり返るってお前何?コント?」