君の温もりに触れたくて

昼休み、保健室から戻って教室のドアを開こううとした。


ドンッッ



「「「うわっっ!」」」



同時に扉が開いて思わず後ろに後ずさった。
謝ろうと顔をあげると驚いた表情の翠と白木が立っていた。


「七瀬...」「翠...」


2人は同時に呟くといきなりあたしの肩を掴んで詰め寄った。



「大丈夫かよ!?」「大丈夫!?」



2人の迫力に押されたが、とりあえず2人を押さえよう。うん。


「だ、大丈夫だから、とりあえず2人とも落ち着こう。てか肩離して笑。」