「ほら!ひまの好きなお菓子いっぱいだぞ!」


ジュースとお菓子を持ったかず兄としお姉が入ってきた。


「へ、、、?」



驚き過ぎて固まっているあたしに2人が歩み寄る。



「あの勉強嫌いなひまがこんなに頑張ったんだから2人でお祝いしようって話になったの!」



「ま、俺の教え方が良いんだなっ!」



「ひまが頑張ったからよ?かずも素直にお祝いしてあげなさい。」



こらっとしお姉がかず兄を窘める。




「ヘイヘイ。まぁ今回本当頑張ったよお前。」



かず兄も微笑んでくれた。



「わざわざあたしのために、、、?2人が?」