君の温もりに触れたくて

「早く食え。んでチャッチャと片付けるぞ!」


そう言って1番手前にあった箱を手に取った。


「手伝ってくれるの?」


「一応ひまも女だしな。これ1人でやらせたら教師としての前に男として終わりだろ笑。」



この人は、、、。どんだけあたしを苦しめるんだ。
本当は今すぐにでも伝えたい気持ちをグッと喉の奥にイチゴバーと共に飲み込むように堪えた。


「んじゃ俺運んでるから食べたらお前も再開な。」


そう言い残して多目的室へと向かっていった。