君の温もりに触れたくて

「しゃーない。1人で行くか。」


カバンを持って教室を出ようとするとまたしてもあいつから声がかかる。


「何⁈お前有村先生のパシリ笑⁈何やらかしたんだお前ら笑」


ほんっとうにこいつはなんなんだ!!


「荷物運びのお・て・つ・だ・いです!」


ニヤニヤバカにしていた白木がふと顔を逸らして呟く。


「……んのかよ」


「え?」


「だから!終わるのかよって聞いてんだよ。」


え、白木があたしを心配⁈
動揺したあたしの口からは普段通りの生意気な言葉しか出ない。


「は、はあ⁉︎あなたに心配されなくても大丈夫。余裕ですよー。」


あっかんべをしながら白木に言う。