夢の勇者と3つの世界

サクラの顔は今の状況を信じられないようだった。

『速すぎてなにも見えない....。どういうこと?もうエパを使いこなせてるの!?』

「俺もよくわかんないんだが、とにかく体に力が入るように念じたらとにかく速く動けたり、信じられないくらい高く飛べたりしたんだ。」

『すごい..すごすぎるわ..!身体強化のエパは使うことは簡単だけど、こんなレベルの身体強化なんて見たことがない!』

サクラの目はキラキラしていた。

そのあとまた練習を始めると国王がきた。

《勇者様の部屋をつくったので案内させてくれんか?それに今日はまだ初日だ。練習はこのへんでいいだろう。温泉も準備できておる。部屋を案内したら行くといい。》

「はい!!!わかりました!!!」

俺は今日一番の大きな声で返事をした。