夢の勇者と3つの世界

少ししてサクラはゲームとかでよく見るような普通の剣をもってきた。

「ありがとな。」

そう言ってひとまず素振りをしてみた。

『なかなかいい動きね!』

サクラが少し感心しているようだった。

『じゃあ早速エパを使ってみて!』

「そう言われても、できる気がしないな..。まああまり期待すんなよ。」

そう言って俺は体の中心に力をいれた。

(速く!とにかく速く体よ動け!)

そう念じながら剣を振った。すると目では見えないほど速く剣が動いた。