ばか、嫌い。でもやっぱ好き。



そう言えばいつものざわ付きが無い。


優花と言えば学校の高嶺の花。来れば周りが黙ってはいない。

なのにそれすらない……どういう事だ。



『優花は?』

信也「まだ来てないよ。」

『あれ、アイツ1人来るのか。』




俺が先に言っては追いかけてきて、遅れたら引っ張ってでも一緒に行こうとする優花がか?……




『遂に風邪でも引いたか。』

弘「そうでもないみたい。」




一瞬で当たりがざわ付き始めた。そして飛び交うのは批判的な言葉ばかり



「嘘だろ。そんな……」

「俺達の高嶺の花がいなくなるのか!?」

「俺は信じねぇーよ。」








『な!?』




優花「も~、急いできたでしょ。」

「な、なんでバレたんだよ。」

優花「ここに玉子ついてる。」

「な、近っ!?」

優花「ドキッとした?」

「な、な訳ねぇーよ。」




『なんで……アイツ、仁と来てるんだよ。』





陸「ちょ、陽介!やめとけって!」



2人の前に立ちはだかる。


『ちょっと、優花こい。』

『え、え?』




無理矢理引っ張った。