ばか、嫌い。でもやっぱ好き。

【陽花side】

振り返ったとおもったら物凄い殺気を感じた。

(ゾクッ)

少し震えた。


大勢連れてきたはずの男達の3分の2は倒れた。


『殺気だけで倒れた?』

葵「は、ださ。」


見下したように倒れた男達を見た葵。


『どおして……。』

葵「優樹達を話せよ。」

『ば、ばかじゃないの?』

葵「じゃあ強行突破で。」

『え、』


男「ぐわぁぁああ!!」


一瞬にして葵はきえ、気づいたら男殴っていた。素早すぎる。

そのまま皆を助け、安全な所に運んだ。

まだ男達は残っている、それも強い奴らばかり私だって負けない。


優樹「葵……。」

拓人「そのアザは。」


葵に浮き上がってきたのは茨のタトゥーの様なもの。


優樹「葵が紅棘?」

『ごめん。』

龍「目の色まで……。」


もちろん黄色だった。

つまり葵は本気。


男「紅棘の生き残りがまだいるだと?」

葵「死ねよ。(殺気)」

男「うっ。」


葵が殴りにかかろうとした。


『待って。』

葵「あ゙?」

『待ちなさい。他にもと言ったわよね?他にいるって事?』

男「あ……。」

『質問に答えなさい。』

男「さぁな?どーだか。」

『何よ、その態度。誰に向かってだか分かってるの?』

男「黙って旦那様の言う事でも聞いとけば?」

『は?』

男「所詮人形のお前が知っても何もならないだろ。」

『……まれ。』

男「は?」

『だまぁれぇぇえええ!!』

男「おやおや、いい子にしてないとまたお仕置きされますよ?」

『う……。』


私は睨みつけることしか出来なかった。