ばか、嫌い。でもやっぱ好き。

【葵side】

1人の男が急に殴りかかってきた。


『わっ!?』


バキ-ンッ


『ゆ、優樹?』

優樹「平気か?葵。」

『私は平気だけど、優樹!血が……。』

優樹「オレの事はいい。後ろに下がってろ。」

『私も戦う!』

優樹「ダメだ。」

『なんで……』

優樹「だってお前は輝龍の姫だろ?」

『だからこそ……。』

優樹「姫を守るのが俺達の仕事だ。」

『私だって!』

優樹「絶対負けないから。待ってろ。」

『優樹……。』

優樹「大丈夫だ。」


優しく頭を撫でる。

ねぇ、その優樹の言葉を信じていいの?


陽花「言っわよね?」

『え?』

陽花「この世に絶対なんてありえない。」

『だから何よ。』

陽花「残念ながらあなたは負ける。」

『何を根拠に!』

陽花「見れば分かるでしょ?皆はもうボロボロ。」