ばか、嫌い。でもやっぱ好き。

【葵side】


───『ねぇ、夏希も皆の所に連れてってあげようよ。』

───陽花「だめ!」

───夏希「皆って?」

───陽花「なんでもない!」


なぜか陽花は昔っから皆(桜花)には会わせたがらなかった。

その後こっそり言っちゃったんだよね。皆の事。会わせまではしなかったけれど。


話す以外に陽花をどうする事も出来ない。話すべし!

陽花を探し初めた。

すると空き教室の方へと行ったと言う情報が出てきた。

なら行くしかない。


ガラッ


陽花「うわっ。」

『話がある。』

夏希「俺達は話す事なんて無いから。」

『夏希じゃない陽花にあるの。』

陽花「……。」

『いいからちょっと来て。』

陽花「……。」

『ねぇ、聞いてるの?』

陽花「……。」

『いい加減にしてよ!』

陽花「それはこっちのセリフよ!しつこいのよ!よくそれで皆とやって来れたね!」

『は、はぁ?』

陽花「どうせ皆逃げてくわよ。葵なんかの所から。」

『そんな事!』

陽花「絶対なんて言わないわよね?」

『っ……。』

陽花「この世に絶対なんてありえない。」