家に帰ると、僕はそのまま二階に上った


父親は、ちゃんと話すと言ったケド……


耳をすませば、母親の声ばかりが聞こえてくる



「あなたは、いつもそうじゃないっ……」


少し、ヒステリックな声



僕は、ベットに横になって


考えていた



あんな風に、自分の言いたい事ばかり言う


だから、父親は、言えなくなるんじゃないか………


単身で東京に居た時も

家が安らげる場所だったら


もっと、帰って来たハズだ………って



今は、話し合いを逃げ出して、香保里サンの店に行った父親の気持ちが、少しだけ分かった気がした………