リカのノートは、午後までに届ければイイ


だから、

少しゆっくり、あの人の家の前を通った。



『rave』


看板が出ている。



………あの人だ


近くで見ると


凄く線が細い


痩せているだけじゃなく、色も白くて透明感がある………




「こんにちは」


あの人が、こんな近くまで来ていた事に驚いた………


「…こ…、こんにちは……」


僕は、やっとの思いでそう言った。



そして………



逃げる様に、家へと走った。