続・復讐~恋・絆~

・・・・家に着いた。

「なんて、言うかな。兄ちゃん」

私は、インターホンを押した。

「はい・・・・」

兄ちゃんの声だ!

「兄ちゃん?私、麗華」

すると、すぐに玄関が開いた。

「麗華!どうしたんだい?その荷物」

「えへへ・・・家、出ちゃった」

「え?」

「達樹が・・・事故で、記憶喪失になっちゃって・・・私の事、忘れたみたいで・・・・・・」

また、涙が出てきた。

「知らない人がいても、困るだろうから・・・・・・」