八月の夜


と、燈哉が私に気づいた。

トットットットットッ
と戻ってきて・・・


この時点で戻って来なくていい!



「璃桜、大丈夫?

お前、ホント足遅いよなー」



そう言って、平然と私の手をとる燈哉。


え?

いや。ちょっと?!

手ぇ!手ぇ!手ぇ!手をどーにかして!

心臓バクバクなんですけど。

とりあえず、それを隠すために燈哉に言い返す。