華澄は置かれた抹茶オレをゆっくりと飲んだ。 「やっぱりね。 ボクでよければ、愚痴でも思いででも、なんでも聞くよ。 ここは誰もこないし。」 「おいおい、客が居ないようなこと言うなよな、華澄。」 すかさず、華澄の兄が突っ込む。 ナイス突っ込み。 「あらあら」 華澄はティッシュをとって、私の目の周りを拭いた。 どうやら泣いていたみたいだ。 私が。