八月の夜


「絶対カワイイから。」

そう言って、華澄は私に自慢気に水着を押しつけた。
大きいピンクのフリルが胸についてるヤツ。

「璃桜は胸が大きいから、もっと大きく見せちゃえー!って感じで選んだの!」

「ダメじゃん、いやだよ!
私は、パレオの青がよかったのに!」

そう頬を膨らませると、クイっと仕方なさそうに、華澄は水色のパレオを私に渡した。

華澄に押し付けられたのはシャクだし、胸が開きすぎだけど、そこそこカワイイから許そう。


って事があった。