橘 莉緒ちゃんは私のクラスの女の子


いつも周りに色んな子が集まるくらいの人気者


今の私とは正反対なんだよね


私はごめんねと言って足早に教室に向かった。


「宮崎くんっ!!」


名前を呼んで教室に入り、周りを見渡すとやっぱりバッグはどの机にも掛かってなかった


「ごめんね、待たせて・・・」


そういうとニコリと人懐っこそうな笑顔で言った

「大丈夫!!むしろ来てくれてありがとう!」


「ううん。
そ、それよりも用って?」


「えっ?

・・・あぁ、そうだったね。
あのさ本当にいきなりで困ると思ったんだけど、俺宮本さんのこと好きになっちゃったんだ」


えっ・・・・・


「それで、その……付き合って欲しい...です。」


驚きで頭が廻らない....


えっと、つまりこれは・・・・告白??