公園の敷地内へ入ると心地よい風が俺たちを出迎えてくれた。 「時間もちょうどいいしお昼にしよっか!」 柚が笑顔でそう言った。 特に異論のない俺は「いいよ」と言った。 芝生の上でレジャーシートを広げ2人で座った。 すると柚はニヤニヤしながら 「ジャーン!お弁当ですっ!」と言って 開けて見せてくれた。