暁のプロポーズ

《身体重ねて》

「はぁはぁはぁ…」

まだ呼吸が荒い。
凪はもうグッタリしている。

───3回はやりすぎたか…

時計をちらりと見る。
4:37。

まだ夜明けまで時間がある。

「凪…大丈夫か?」

「ん…はぁ…。すっご…かった…」

「風邪…引くといけないから服は着とこうな」

「う…ん。ちょっとまって…身体が…さ…」

真人は一糸纏わぬ姿をした凪を座らせるように抱き寄せ、身体を密着させた。

「え…あっ…ちょっと」

──少しの間、こうしていたい…

そう真人は思い強く抱きしめる。
身体は密着し、お互いの体温を直に感じる。

「…まさと……」

凪も真人の気持ちをさとり、腕を回す。

そのまま、静かに時間が経って行った。