【東京クラブグラフィティー】

ゴリはオレが言うことを感づいたみたいで半笑いだ

「今からフリを作り替えたら逆にグダグダになる可能性が高いからクルーズのソロと2人づつで踊る所を振り分けて全部ソロでいこうか!」

ゴリはやっぱりといった顔をしている。

「しょうがねーよな…それでいこうか」

ダンサーはソロを踊る時2つのタイプに分けられる

1つは最近からフリ同様にソロの内容を作って踊るタイプ

あと1つは、その場のノリと気持ちで踊るタイプだ

うちら2人は後者のノリで踊るタイプだ
作っておいたとしてもテンションが上がってしまいはじけてしまって後者になるのだが(笑)

2人ともフリよりもソロに絶対的な自信があったのでソロでいくことにした

「とりあえずあと1時間半しかないから気持ち高めて集中していこうか!」

「おう!」

ゴリの不安そうな表情も消えお互いやっとショーモードにはいれた

するとそのタイミングでクルーズは無言で立ち上がり歩き出した


もうクルーズの事を気にしている暇もないので2人ともシカトしてフリの練習を始めていると


「お前ら覚えてろよ!!」

そう言ってクルーズはどこかに歩いていった