それから。
徐々に色々な話をするようになった。

雑談から……お互いの親たち裏話なような深い話まで。
リミットの夕方、時には時間を忘れてしまうくらい、幅広く話した。





−−−だけれど。
その分、わたしの欲も大きくなっていく。
−−−−−−−抑えきれない、殺してしまいたい、という欲が。




『あなたは、殺人鬼になるわ。
わたしを上回るくらいの、すごい殺人鬼に』



シキタリで殺さねばならなかった、お母さんの予言の言葉を思い出した。


私は、自分を恨んだときもある。
時には、自分を産んだお母さん……下手すれば、家系すらも。



−−−それは今でも……いや、今がそうだ。