私のおにいちゃん




俺たちはおばさんにとってお荷物だ。




いなくなった方がせいせいするだろう。




*零斗*
「じゃあ、逃げるか?」




*霧夜*
「でも、どこに?」




俺はふと、




山奥にあった古い学校を思い出した。




*零斗*
「山奥に廃校があるの、覚えてるか?」




*霧夜*
「廃校?」




*零斗*
「あぁ。」




霧夜と昔よく遊んだ場所。




山奥の廃校なのに明るくて、




おどろおどろしいところが全くない廃校。




*霧夜*
「確かに、
あの廃校ならしばらくは泊まれるな。」




そこに何日も居座る気はなかったが、




ひとまず行き先は決まった。