バレても、消せば、いいんだもん。
*零斗*
「でもな…」
キラは、おにいちゃんの話をさえぎって、
声をかけた。
*キラ*
「おにい、ちゃん、キラ、も、一緒に、寝る。」
*零斗*
「どうした?怖い夢でも見たか?」
キラが、怖いのは、
おにいちゃんが、いなくなること。
*キラ*
「キラ、ね、目、覚めたら、おにい、ちゃん、いなくなってるの、嫌だから。」
*零斗*
「そうか。いいよ、キラ、一人になるのが怖いんだな。」
ううん、ちょっと、違う。
キラのそばに、100人いても、
おにいちゃんがいなければ、
意味、ないの。エヘ♥