私のおにいちゃん



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by〈月本 キラ〉




おにいちゃんと、霧夜くんの、話し声が




聞こえる。




ドアに、耳を押し付ける。




*零斗*
「何見てんの?」




おにいちゃんの、声。クスクス




*霧夜*
「ネットの掲示板。

俺たちの事、疑われてるかもしれないとおもって。」




疑、われる?




おにいちゃんが、疑われても、キラが、




タスケルヨ。




*零斗*
「お前、ちょっと神経質すぎだろ。」




*霧夜*
「いいから見ろよ?」





*零斗*
「ちょっ、キラの顔知られてんのかよ!」




キラの、か、お?




*霧夜*
「安心しろ、これは会員制だから他のやつは見れない。」