母は俺を守るために、 俺に覆い被さるように抱きついた。 当時、俺は10歳だった。 *キラ* 『おにいちゃんに触れないで!!!』 キラが襲いかかってきた。 ナイフを振り上げて。 殺られるっ!そう思ったが、 殺られたのは母だった。 *父* 『キラ!!』 父は勇ましく戦った。 だが、相手は可愛い娘だ。 本気を出すことはできない。 でも、それとは反対にキラは本気だった。 *零斗* 『止めろ!』 俺は内心驚いていた。 [止めろ]