私のおにいちゃん



いつしかそう思うようになった。




でも、中々切り出せない。




終いには、零斗は他の子を




好きになるし、私とは本当に友達のまま。




それが嫌だった私は、こっそりと




別の男友達や、女友達にある噂をたてた。




手始めに、




零斗が好きになった子の、悪口から。




*ユリ*
「あの子、
この前男乗り換えてたらしいの。

もう6人目?二股かけながらよくそう何回も
乗り換えられるよねぇ。」




*女の子A*
「えー?マジ~?
ちょっと付き合うのやめよっかな。

あの子さ、気取った態度とりながら
○○くんの前ではデレーっと
するときあるじゃん?

前々からちょっとキモいって言うか~。」




それでも零斗はあの子を見ることを




やめない。




私を見てくれない。




だから私は、私だけを見てくれるように、




零斗が好きになった子にささやいた。