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*ユリ*
「はじめまして。私、佐藤ユリ。
あなたは?」




*零斗*
「……よろしく。月本 零斗。」




彼は、静かであまり話さない、




優しい性格の人だ。




かっこよくて、はじめて声をかけてとき、




ぶっきらぼうだけど答えてくれた。




*霧夜*
「俺はゼロの友達の磯崎 霧夜。」




霧夜は、いつも零斗の近くにいて、




零斗のことをよく教えてくれる、




話しやすい人。




*ユリ*
「よろしく。えっと……ゼロって?」




*霧夜*
「あぁ、こいつの名前、
『零(ぜろ)』に北斗七星の『斗』だろ?

だからゼロってよんでる。」




重い空気とか、そういうとき、




霧夜は場を盛り上げるために、




別の話をふったりしていた。




*ユリ*
「へえ~。
じゃあ私もゼロって呼んでみようかな?」