私のおにいちゃん



キラは、哀しくて、苦しくて、




お兄ちゃんのこと、憎らしくて、




嫌で、でも、好きで。




よくわからない、グチャグチャに、




混ざった感情が、溢れでて、




涙が、流れた。




お兄ちゃんは、謝ったけど、




まだ、キラの頭の中で、聞こえてた。




『キラなんかいらない。』




『キラなんか嫌い。』




『鬱陶しい』『邪魔』『どっか行け』




耳を覆っても、聞こえる。




うるさくて、雑音で、耳に、




爪をたてても、頭が、ガンガンするほど、




お兄ちゃんが、キラを捲し立てる声が、




聞こえた。




悪いのは、キラで、キラが、全部悪くて、




だけど、そんなこと言う、お兄ちゃんが、




許せなくて、うるさくて、何もかもが、




気持ち悪い。