だから、私も、驚かなかった。
*零斗*
「お、霧夜。」
霧夜くんは、イジメの事を、
知っていたんだと思う。
クラスは、お兄ちゃんと、
違うらしいけど、きっと、お兄ちゃんの
様子を見れば、わかったはず。
なんで、霧夜くんは、助けなかったのか。
理由は、簡単。怖かったから。
私は、なにも知らず、お兄ちゃんと、
霧夜くんとで、家に帰った。
*零斗*
「キラ、にいちゃんさ、迎えにこられると
恥ずかしいっていうか……。」
*キラ*
「なんで?
キラ、お兄ちゃんと、一緒がいい。」
お兄ちゃんは、遅くにキラがいるのは
ダメだとか、友達と、約束があるとか、
いろんな理由を、言ってきた。
*霧夜*
「キラちゃん、
お兄ちゃんも大変なんだよ。」
*キラ*
「霧夜くんは黙ってて。」



